自己紹介、これまでの実績、応募理由は用意できた。それでも、面接官から予想していない質問が来たとき、正しく聞き取れるかが気になる。英語面接では、話す準備と、相手が尋ねていることを理解する準備の両方が必要です。
Macで面接を受けるなら、KoeSub(声サブ)の日本語字幕を事前に試す方法があります。英語音声を日本語の文字で補い、質問の大意をつかむためのアプリです。この記事では、面接前の短い準備から、本番で聞き返すところまでをつなげます。字幕の利用について指定がある場合は、応募先のルールに従ってください。
伝える内容と、聞く準備を分ける
応募先を調べることと、実績を短く説明する練習には時間を使いたいものです。字幕の準備は、本番に使う環境で一度確認し、次に迷わず始められる状態を目指します。
| 準備 | 用意するもの | 面接での役割 |
|---|---|---|
| 自分から伝える内容 | 自己紹介、実績の具体例、応募理由、相手への質問 | 経験と考えを自分の言葉で伝える |
| 相手の質問を理解する準備 | 聞こえる音声、字幕の表示、聞き返す一言 | 何を聞かれているかを確認してから答える |
KoeSubが支援するのは、相手の英語をその場で理解する部分です。回答を代わりに考えたり、面接後の要約を作ったりする機能ではありません。
使うMacと音声で、一度試す
KoeSubはmacOS 15以降に対応しています。アプリを開いただけでは待機状態なので、次の流れで日本語字幕を表示してみます。
- 本番に使う音声機器を用意する。いつものヘッドホンやスピーカーで、Macの英語動画などを再生します。まずは内容が分かる短い音声で構いません。
- Macで再生される音声を入力に選ぶ。求められた音声収録・音声認識などの権限を確認します。マイク入力が必要な場合は、目的に合わせて選びます。
- Option+Sで翻訳を開始する。英語が聞こえ、日本語字幕が表示されるかを確かめます。画面には面接で使う資料も開き、字幕を読める位置に置きます。
- もう一度Option+Sで終了する。この開始・終了を覚えておけば、必要なときに呼び出せます。設定でショートカットを変更している場合は、そのキーを使います。
KoeSubは、会議サービスの字幕操作とは別に、Macで受け取る対応英語音声を翻訳します。Zoom、Teams、Google Meetなどを使う場合も、実際に使う音声機器と設定で事前に確認してください。
字幕が表示されない場合は、音声ソースと権限を日本語サポートで確認できます。画面共有もする予定なら、共有先に字幕がどう映るかを同じ共有方法で確かめます。
字幕を読み終えるより、質問の目的をつかむ
相手が尋ねているのは、実績の規模なのか、自分の役割なのか、難しい状況での判断なのか。字幕を手掛かりに、まず答える対象をつかみます。そのうえで、用意した経験の中から合う例を話します。
例えば、チーム全体の成果を聞かれたときと、自分が担当した部分を聞かれたときでは、同じ案件でも答えの中心が変わります。聞き取れた単語だけで準備済みの話へ進まず、質問の意図が合っているかを短く確かめると、会話を続けやすくなります。
KoeSub v2.2では翻訳精度を改善していますが、音声の状態や話し方によって字幕が遅れたり、誤ったりする場合があります。字幕を補助として使い、重要な数字や人名、会社名は会話の中で確認してください。
聞き返す言葉も短く用意する
字幕を使っていても、確認した方がよい場面はあります。難しい表現を増やすより、自分がすぐ言える一言を用意しておきます。
| 場面 | 言い方の例 | 意味 |
|---|---|---|
| 最後の部分が分からない | Could you repeat the last part? | 最後の部分をもう一度お願いできますか。 |
| 自分の役割についての質問か確認する | Are you asking about my role in the project? | その案件での私の役割について、ということでしょうか。 |
| 数字を確認する | Did you say fifteen or fifty? | 15ですか、それとも50ですか。 |
これらは言い方の例です。実際の質問に合わせて使い、相手の返答を確認してから先へ進みます。
最初の設定を動画で確認する
初めて使う場合は、KoeSubの日本語チュートリアルで、字幕を表示するまでの流れを確認できます。
まず試して、面接時間に合う使い方を選ぶ
無料トライアルは、アプリ起動ごとに字幕表示中の合計5分間です。待機中は計測されず、KoeSubを終了して再起動すると新たな5分間を使えます。音声機器や字幕の読みやすさを試すために利用できます。
長い面談で字幕を使い続けたい場合は、時間制限のない月額500円、または買い切り2,000円を選べます。価格と購入条件はMac App Storeの表示をご確認ください。面接前に短く試し、会話の途中で利用方法を決め直さずに済むようにしておきます。